私の母は現在「要介護4」の認定を受けて
私の自宅で過ごしています。
2年前に骨折から始まり、酷い痛みがあり
寝たまま動けなくなってしまいました。
最初の入院から退院する時、医師からは
「もう歩くことは考えないでください」と言われました。
骨がどんどん骨折していく病気が隠れていたからです。
入院中は食事をほとんで食べず、どんどん痩せて
気力も無くなっていくのをみて、
色んな方に相談した結論として、
「家族と楽しく暮らし、好きな物を食べて過ごさせたい」
そう思って、勧められた抗がん剤の治療を断り
自宅介護の道に進みました。
介護保険の恩恵を受けて、毎日色んな方のケアを受けて過ごしました。
食べることを大切さをお伝えしている私ができることは
重ね煮を作って食べてもらうこと。
少しずつ食が進んでいくと気力もわき、
起き上がれるようになり、トイレに行けるようになり
ついに歩行器を使って歩けるようになりました。
その後、痛みが再発し再入院をしてまた動けなくなり
退院したあと安静にしておくように指示されましたが
このまま痛みのコントロールだけでいいのかという疑問がわき
医療以外の治療もトライしたり自然療法を試みたら
また歩行器で歩く練習ができるようになっています。
初めての介護でしたが、本人にとっても家族にとっても
一番いいことは、自分の手で食事ができて
自分に意思で尿意・便意を感じ、自分でトイレにいけること。
その活力になったのは、重ね煮の力がとても大きいと思います。
沢山の野菜がとれ、重ね煮にすることで野菜のエネルギーが倍増し
身体に入った時に自然と調和して楽になります。
寝たきりの時は、便秘に悩むと思うのですが
重ね煮は消化をスムーズにしてくれるので
とても楽に過ごせ、介護者にとっても負担が減ります。
気力もわくと食欲もでて、結果元気になっていきました。
今はとても安定した状態です。
作るのも楽、ストックできる、
介護する人も食べて元気になれる重ね煮。
高齢者がこの先どのように過ごして生きるか
好きな物を食べて笑って過ごせるよう
重ね煮と私の経験がお役に立てたら嬉しいと思います。
野菜と藤原&CAFE RUNWAY
野菜と藤原の料理教室は、重ね煮を基礎から教えられるレベルまで学べます。 その重ね煮を気軽にお召し上がり頂ける「CAFE RUNWAY」。 重ね煮のいいところを沢山の方に知って頂きたいという想いで 「習う」・「食べる」の魅力をお伝えするサイトです。
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